日本の小学生 #2

今回は日本の小学生の学校生活について、2回目の投稿です。

皆さんご存知のように、公立小学校の学費は無料です。かかるのは月々の給食代約5,000円と、主に年初に支払われる学用品代や学年費など少額の出費だけで、他に費用はかかりません。

PTA (Parents and Teachers Association)事情は学校や校長先生の考え方によって異なるようですが、一般的にはPTA本部を中心として、各種委員会が設置されます。保護者は本部役員またはいずれかの委員会の委員としてのお役目を担うことになります。学校によって、子どもの在学時に一度は参加義務が課される学校、任意の学校と分かれますが、一般会員でも通学路の旗振り当番や運動会など行事の準備手伝いを行うことになっている学校も多いようです。いずれにせよ、保護者は生活スタイルに応じて参加するPTA活動を決め、大なり小なり子供たちの学校生活のサポートをすることになります。

娘の学校では、大きなイベントと言えば夏祭りと運動会です。

夏祭りは夏休み最後の週末に開催されるため、全員が参加する行事ではありませんが、長期休暇中に会えなかったお友達と顔を合わせる良い機会ということで、多くの子が参加します。やきそば、ラーメンなどの軽食や飲み物、かき氷などのちょっとした甘味を売る屋台やゲーム屋台などが出されます。近隣の中学校や教職員などによる音楽演奏などの企画もあり、子供たちにとっては夏の良い思い出となっているようです。やぐらが出されるので、浴衣で参加する子供も多く、毎年盆踊りは盛り上がります。

運動会は秋のメインイベントです。競技やダンスなどの学年パフォーマンスがあり、子供の晴れ姿を見ようと保護者も多く参加します。一日がかりのイベントで、保護者は手作り弁当を持って学校にかけつけます。運動会の開催前の準備と後片付けはPTAにとっても大仕事で、PTA役員、委員、一般会員が一丸となって学校側のサポート役に徹します。

どの国でも、保護者による小学校生活のサポートは重要です。子ども達の学習環境作りには、やはり学校、先生、保護者、地域の人などによる多面的なサポートが大変重要で、様式の違いはあれど、どの国でもベースの考えは同じのようです。

子どもを持つ親にとって、その土地のローカルによる実際の経験談はとても参考になります。見知らぬ土地での子育ては、多くの不安を伴います。弊社の外国人サポートサービスには、こうした悩みを持つ外国人駐在員の奥様方から大きな信頼が寄せられています。

 

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