流鏑馬ほど歴史を身近に感じることのできるイベントがあるでしょうか?
鎌倉時代の勇壮のロマン、力強くて繊細
人間と馬というのは太古の昔から深い関係にあるのかも
馬の脚、たてがみ、そして力強く走る姿を見るとなぜか懐かしく、そして心が躍る人も少なくないのでは?
神奈川県逗子では毎年11月第三日曜日に流鏑馬を開催しています
それは賑やかな武者行列と稚児行列(姫もいますよ) が亀ヶ岡八幡宮から逗子銀座を練り歩き、流鏑馬会場の逗子海岸までたどり着きます
この稚児行列に参加できるのは幼稚園の年長の年だけ。つまり一生に一回の素敵な思い出になれるのです
この武者行列には多くの外国人の方も参加してるんですよ、そこも逗子らしい
意外と時間長いので幼稚園児にはちょっと大変(うちの子は無理無理) でも絶対いい思い出になるから 一度は参加させておきたいですね。
少しの休憩をはさんで午後1時からは流鏑馬が海岸でスタートします
騎手を乗せた馬はハーフマイル(800メートル)の逗子海岸のおよそ半分ほどを走り抜け、騎手は3つの的に向かって矢を放ちます
当たると「的中!」の声が響き、なんとも爽快な空気が流れます
流鏑馬の伝統行事、実は今後次第になくなっていくと言われています
馬の鐙のパーツを作れる職人さんがもういないからだそうです
どんなに文明や科学技術が発展してきても、この伝統芸能を維持できる技術というのは実は手に入らないんですね
貴重な部品が壊れたらもう見ることはできない
だからこそこの伝統行事ははかなく、遠い歴史そのものを見ているような錯覚と共に強く惹かれるのかもしれませんね。
流鏑馬@逗子海岸
11月19日(日)
流鏑馬 午後1時~2時45分
武者行列、稚児行列
10:10am ~ 亀ヶ岡八幡宮からスタート
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