「寿司は江戸前」の由来とは

寿司はお好きですか? いまや世界中で愛されている寿司は、日本人にとっても大好物です。実は寿司はほんの30年前までは、特別な時に食べられるご馳走でした。生鮮魚の流通が確立され、良質な回転寿司や持ち帰り寿司が普及し、寿司が日本人にとって身近な食べ物になったのはここ30年ほどのことなのです。

寿司の歴史を紐解いてみましょう。寿司が日本に来たのは今からおよそ1200年から1300年前、米作とともに中国を経由して伝わったようです。当時の寿司は甘酢で味付けした米に発酵させた川魚をのせてねかせた保存食だったようです。

江戸時代の末期になると、当時流行だった屋台の食べ物やさんが寿司を売るようになり、握り寿司が生まれました。当時は、東京湾でとれる魚や海苔を使っていたため、寿司といえば江戸前、東京でのみ食べられるものでした。

その後、関東大震災を経て、震災で被災した屋台寿司が東京以外でも営業するようになり、寿司は日本全国に広がりました。

そして第二次世界大戦後、屋台で生ものを扱うことが禁止されたため、寿司は屋内で提供されるものになりました。現在の対面式の寿司カウンターは、屋台を屋内に持ち込んだ名残なのです。

回転寿司が普及したのは1980年頃。その頃から、それまで高級だった寿司が気軽に楽しめるようになりました。

熟練した板前さんが握る宝石のような高級寿司、リーズナブルで楽しい回転寿司、はたまた家族で楽しむ手巻き寿司。日本にはいろいろな寿司があります。あなたのお気に入りはどの寿司ですか。お好みの寿司を探すお手伝いをさせていただきますよ。

 

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