もうすぐ年度末ですが、今年度、皆さんは定期健康診断を受けられましたか?
日本では労働安全衛生法という法律により、使用者(会社)には健康診断実施の義務が規定されていますので、会社にお勤めの方は毎年必ず受けられているはずです。お勤めされている方の配偶者やご家族も、勤務先健康保険組合の被扶養者向けの健康診断や検診の案内があるかと思います。会社にご勤務でない方々は、各自治体の特定健康診査やがん検診を受けられているはずです。
海外では、健康管理は自己責任との考え方が主流です。健康診断も任意であったり、検査項目が少なかったりと、日本での暮らしを経験していると物足りなく感じられる方もいるかもしれません。
一方で、日本では基本的に毎年同じ検査項目での実施となりますが、例えばアメリカでは、各自が体質により必要な検査を適切な間隔で受けられるよう主治医がスケジュールするのが一般的です。
健診には病気の早期発見・早期治療などのメリットだけでなく、デメリットもあることを頭の片隅に留めておきましょう。例えばレントゲン検査による被ばく、受診費用の負担、過剰診断(不要な精密検査など)、偽陽性・偽陰性のリスク等を踏まえた計画作りが必要です。
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